IL MONDO / Porcelain ART Painting
ポーセリンペインティング/池田博美 イングレーズ絵付け作品集
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ポーセリンペインティングとは

完成された白い器(白磁やボーンチャイナ)、陶板などに絵付けをして焼成し、食器や飾り皿など創ることです。
大きく分けて通常の上絵付け(700度〜820度焼成)は陶磁器の釉面に、絵具を定着させている方法と、釉のなかに絵具を沈み込ませるイングレーズ(1050℃〜1250℃焼成)と、釉薬をかける前の素焼きに絵付(染付け)本焼成がありそれぞれの特徴があります。

Inglaze decorating
イングレーズ絵付け
1100度の世界。

イングレーズ絵付は、ボーンチャイナや白磁の磁器に、イングレーズ専用絵具で彩色したのち1050℃〜1250℃の高温焼成。本焼きより少し低い温度で焼成することによって、釉薬のみ溶けそのガラス質の中に絵具が沈みこみ発色し、そのガラス質でコーティングされ、艶のある柔らかく優雅な仕上がりになります。この仕上がりが通常の絵付けとの違いです。

本来、イングレーズ技法は近年食器製造過程で、アンダーグレーズ技法のロスを防ぐ為に開発された工業用技法で、多くは単色(特に藍色)の絵付けに使用されています。絵付けするには、素材と色に合った焼成温度選択の難しさ、などがありこの方法で多色絵付けをする人が少ないのが現実です。

●イングレーズ絵付作品集●
 INGLAZE Gallery
Overglaze decorating

上絵付は、焼成された釉面に絵具を用いて絵付けし、その後低い温度(650〜850℃)で焼き付ける方法です。
焼成温度が、下絵染め付け、イングレーズよりも相当に低いので、使用できる色の範囲が豊富になります。

絵付工房 陶彩

絵付工房・陶彩のイングレーズ技法によるポーセリンペインティングは、既製品ボーンチャイナなどの器に、絵を描いてイングレーズ技法で1050度以上で焼付けています。鉛などが出ないもっとも安全なあなたのオリジナルの食器がつくれます。絵付体験出来ます。

絵付体験教室

●パスタプレート絵付け
家族のオリジナルプレートを創りませんか?
随時受付けております。

絵付けによるスキルアップの研修

趣味によるストレス緩和

食器としての安全性。

通常の上絵付けは、800℃前後と低温焼成のため、磁器の釉面上に絵具がのった状態で刷毛あとがのこる良さもあるが、摩擦に弱いという事があります。イングレーズ技法は、高温焼成のため食器と使用するにも、釉薬の中に絵具が入り絵具が剥がれる事がなく、安全な食器装飾に最適で、あなたのオリジナルの食器がつくれます。

アートギャラリー陶彩

絵手紙や陶芸など色々なミニ発表の場所に使えるギャラリーです。
アートギャラリー陶彩で、カフェタイム!
白磁やボーンチャイナの皿等にイングレーズ専用絵具で絵付けをする
●イングレーズ絵付作品集●
 INGLAZE Gallery
重ね塗りは同色、同系色は可能ですが、基本的に色の重ね塗りは、良い結果が出ません
Exhibition / Mostra
●イングレーズによる絵付 展

2006.6.15thu〜20tue
Yokohama, at Art Gallery 山手
2006.11.17fri - 28tue
Chigasaki, at KALO KALO HOUSE
2007.10.11thu〜16tue
Yokohama, at Art Gallery 山手

1100度のイングレーズ絵付の世界
 
I.R.O.D.O.R.I 展 
2009.4 Yokohama, at Art Gallery 山手
●絵付け方法は、磁器の上に絵具をのせていく感覚。(絵具はガラス質が多く厚塗りしても溶けて剥がれません)
1〜2回焼成が絵具の発色が良い為に、1回焼成で絵を仕上げるように彩色します。(基本的には同系色以外の混色や重ね塗りには向かない絵具)
絵具は、発色温度幅が色により10度位と狭い範囲で本来の色に発色します。特に、レッド、ピンク、パープル系。
EXHIBITION ●2016年3月2日〜7日
横浜元町 Art Gallery 山手にて
イングレーズ絵付の絵付作品とテーブルウェアーの展示。個展開催。
1120度で1回目焼成後、金で装飾後770度で2回目焼成
PROFILE 池田博美
   PDF Data
イングレーズ顔料を小分けいたします。

XI CONVENTION AZZURRA ITALIA
Convegno Internazionale delle Arti del Fuoco pittura su porcellana, ceramica, vetro, smalti su rame.

●招待出品
29-30-31 maggio 2010
Palazzo Gallio Gravedona - Como Italy

イベント風景  PDF Data 


●イングレーズ焼成基本は一回か二回で焼成します。ボーンチャイナと白磁の磁器とでは焼成温度の違いがあり注意します。

素材による参考焼成温度

ボーンチャイナ: 1050℃〜1120℃
磁 器  : 1200℃〜1230℃

エレマ電気炉
【炭化けい素発熱体 Silicon Carbide Heating Element】

ラスターを使ったアート上絵付
陶磁器絵付のオンラインリスト
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陶遊134号掲載
  イングレーズ絵付の世界

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神奈川県小田原市中村原22  池田博美
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